小松ヶ丘

松ヶ丘

小松ヶ丘目次

  1. 松ヶ丘について
  2. 小松ヶ丘の野生の馬
  3. 小松ヶ丘の周辺には
  4. 小松ヶ丘アクセス
  5. Tiktokで情報を見る
  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

松ヶ丘について

色彩豊かな自然に囲まれ南国の雰囲気を体感しに観光に訪れる方も多いと思いますが、そんな名勝の中でもオススメの小松ヶ丘をご紹介したいと思います。

全国トップクラスの和牛や美味しい野菜で有名な宮崎県。

小松ヶ丘は宮崎県の最南端に位置する串間市都井岬中央にあります。

小松ヶ丘は標高約270mの木々の生えていない小高い丘となっています。

そこには全国でも数少ない野生の馬:御崎馬(みさきうま)がのんびり暮らしており、他にない風景を見る事ができます。

小松が丘の最大の見所となっているのが、丘の上から見える壮大な海ではないでしょうか!

宮崎県の最南端ということもあり、日向海岸に面するこの場所は周りに視界を遮るものが何一つなく、広がる草原の上から太平洋を一望する事ができます。

視界を埋め尽くすのは色鮮やかな緑と青い空と海、人工物は見つける事が難しいほどに自然が広がっており、日常とはかけ離れた景色を満喫する事ができるでしょう。

また、絶景の自然をバックに御崎馬と写真を撮れば、どこか異国を旅しているかの様な気持ちになれること間違いなしです!

絶景の他にも自然に恵まれた小松ヶ丘周辺の海の幸・山の幸を堪能できることもオススメもポイントです。

グルメコンテストで賞を受賞したブリ丼やマンゴーパフェなど宮崎県を代表するグルメを味わう事ができます。

ぜひ小松ヶ丘を訪れて、この地ならではの絶景やグルメを堪能して、宮崎県の南国の雰囲気に浸るのはいかがでしょうか…

小松ヶ丘の野生の馬

御崎馬

圧巻の自然を一望できる小松ヶ丘は野生で生息する馬:御崎馬(みさきうま)を観察できる事でも有名です。

高鍋藩秋月家によって1697年に串間市に設置された藩営牧場の中の一つが御崎牧場(現在の都井岬)で、現在まで約300年のあいだ自然に任せた繁殖法で飼育されていました。

現存する日本在来馬(北海道和種、木曽馬、御崎馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬)の一種で、1953年に極めて純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定されています。

御崎馬の体長:約130cm、体高:約130cmと小柄で可愛らしい外見の馬です。

毛色は茶や黒の個体が多く見られ、宮崎の太陽に照らされた艶やかな体は見惚れるほど美しいものです。

春から夏は丘に生える草を食べ雄の馬を中心に数頭の雌馬と子馬で構成された小さな群れを成して行動します。

秋から冬の時期は丘の植物が乏しくなるため、小さな群れに別れて海岸寄りの雑木林などに移動して茎葉を食べて過ごします。

やはり、是非見て欲しいのが小馬ですね!出産時期は主に4・5月、約20頭が生まれるとされています。

小松ヶ丘には約100頭の御崎馬が生息していますが、タイミングが良ければ小馬を見ることも可能です。

母馬の後ろをトコトコついていく姿はとても微笑ましいですね!

ここで馬に関する注意事項ですが、馬には危険ですので近づかないようにしましょう。

たくましい筋肉や美しい毛並みについつい触れたくなるものですが、馬の「蹴り」はかなり強力なものになっています。

馬の視界は約350度もあり、前を向いたまま後ろ足まで視界に入っていますので、後ろから近づくことは絶対に辞め、3mの間隔を保ち遠目からあたたかく見守りましょう!

また、小松ヶ丘には柵などのバリケードも一切ありません。岬内550ヘクタールが馬の住処となっています。道中にも馬が歩いている事がありますで、制限速度30キロは厳守で移動しましょう。

また、御崎馬をもっと詳しく知りたい方にはガイド付きで観察することも可能です。

【90分コース】 受付人数2名から 体験料金 大人1500円,子供1000円

        実施時間9:30〜15:30開始まで

【60分コース】 受付人数2名から 体験料金 一人1100円

        実施時間9:30〜16:00開始まで

【30分コース】 受付人数2名から 体験料金 一人600円

        実施時間9:30〜16:15開始まで

市内宿泊施設の利用者には割引(宿泊証明書の提示が必要)あるので、小松ヶ丘周辺を満喫しつつ御崎馬の貴重な生態系を観察できればとてもよい体験になりそうですね!

小松ヶ丘の周辺には

壮大な自然を一望できる小松ヶ丘周辺にも違った角度で絶景を堪能できるオススメの場所がありますので、いくつかご紹介したいと思います。

都井岬灯台

【都井岬灯台】

岬の先端に純白の白が美しい「都井岬灯台」があります。240mの断崖の上に建つ都井岬灯台は1929年に5月16日起工し、同年12月22日に完成しました。昭和20年の空襲や25年の台風の影響を受け、建築当時のものはコンクリートの灯台のみとなりましたが、昔と同型の陸屋根や灯台から出入りする部分を屋上庭園とするなど斬新な設計が施されているとして、注目を集めています。

今でも灯台しての役割を果たし、日向灘を航海する船を見守ってくれています。

また、内部が観覧可能な灯台は全国に16箇所ありますが、九州で唯一観覧可能な灯台として貴重な建築物となっています。

(観覧料金)

大人:300円(中学生以上) 子供:無料(小学生以下)

観覧時間 3〜10月 

土日-9:00〜15:00 平日-9:00〜16:30 11〜2月-9:00〜16:30

※台風接近時は観覧禁止となっていますのでご注意を。

高さ15mの灯台からは日向灘をはじめとする黒潮流れる海を一望することができ、背後には雄大に広がる小松ヶ丘にのびのびと暮らす御崎馬を眺める事が可能です。

海と山、そこに生息する動物…360度に広がる自然の大パノラマが楽しめる観光地となっています。

御崎神社

【御崎神社】

岬の最南端に6km突出している断崖中腹に御崎神社はあります。

遡る事約1300年前の708年に建立されたと伝えられており、歴史の深い神社となっています。海の神様である綿津見神(ワタツミノカミ)が祀られており、古代から渡航の安全の神として漁や海運に関わる人々に信仰されています。

御崎神社の最大の見どころはやはり、その立地ではないでしょうか!

岬に向かう遊歩道から見える断崖の中に白い鳥居と社殿が確認でき、思わず足を運んで社殿からの景色を眺め、参拝をしたくなる事間違いなしです。

社殿周辺には約5000本ものソテツが自生しており「都井岬のソテツ自生地」として国の特別天然記念物に指定されています。

両側にソテツをはじめとする亜熱帯植物の中を歩く都井岬灯台までの1.2kmにわたる遊歩道はオススメの散策コースとなっています。

波の音を感じながら歩く遊歩道はまるでジャングルの中を散策している様な宮崎県ならではの南国気分を味わう事ができます。

また、御崎神社から拝む事ができる御来光は、穴場の初日の出スポットとなっています。

神社から水平線までは視界を遮るものが無く、静かな海から昇る御来光に漁師や海に関わる人々は一年の安全を願いながらその絶景を堪能する地元民も多い様ですね。

【グルメ】

大乃屋

小松ヶ丘の大自然を体感した際は是非、都井岬に面する日向灘が育んだ海の幸も堪能して欲しいものです!

都井岬から車で約30分、串間市で水揚げされた魚を提供してくれる「大乃屋」というお店があります。

新鮮な魚を使ったお刺身や海鮮丼をはじめ、宮崎県自慢の地鶏を使ったチキン南蛮や唐揚げ定食など豊富なラインナップが並んでおり、どのメニューも絶品の一皿となっています。

とくにオススメなのはご当地グルメコンテストでグランプリを受賞した「ぶりプリ丼ぶり」ですね!

お品書きと共に「ぶりプリ丼ぶり 12箇条の定義」と題した厳しいルールに乗っ取り、串間市の活〆ブリを使う・ブリは100g以上を使用し、食べやすい様に薄切りに…など、かなりこだわりの一杯となっています。

ブリは丼名に劣らないプリプリ具合、あら汁に茶碗蒸しまで付いた食べ応え・味ともに大満足のものとなっています!

また、他にも宮崎県産マンゴーを使った「串パフェ」も人気メニューで、マンゴーシャーベットやマンゴージャム、かりんとうなどを一度で味わう事ができる一品です。

小松ヶ丘で大自然を探索した後に、是非大乃屋さんで宮崎の誇るグルメを味わってみてはいかがでしょうか!

小松ヶ丘アクセス

小松ヶ丘までのアクセス方法をご紹介します。

駒止めの門

【車】

宮崎空港〜国道220号線・ 県道448号線を経由して約1時間50分

串間駅〜県道448号線を経由して約25分

高速で東九州自動車道を利用するルートもありますが、現地付近まで繋がってないため時間に大した差はない様です。

都井岬入り口のゲートとして「駒止めの門」があります。野生の御崎馬を丘内から出さないための門ですね。

開門時間は7:30〜18:00(10〜3月は17:30)、馬を守るための協力金として、普通車400円・二輪車100円が必要です。

駒止めの門を通過すれば御崎馬の生活区域となっていますので、制限速度30km厳守での移動を守りましょう。

小松ヶ丘に近づくと路肩が広い範囲に駐車可能ですので、駐車して遊歩道の階段を頂上まで登ります。

頂上までは約10程度、足場が悪い部分もありますので、スニーカーなど履いていく事をオススメします。

また、県道448号線は日向灘に面しており宮崎県の木「フェニックス」も立ち並んでいるので、南国の雰囲気を味わいながら目的地までのルートも楽しめるポイントになっています!

【バス】

JR串間駅からコミュニティバス都井岬線:都井岬行き パカラパカ下車(移動時間:約40分)→小松ヶ丘山頂まで徒歩約30分

40分と長距離の移動になりますが、乗車賃は200円(小学生は半額、未就学児は無料)とリーズナブルなのが嬉しいですね!

また、1日フリーパス券400円などもあり都井岬周辺のみならず、串間市を堪能する事も可能です。残念ながらバス停からは山頂までは移動手段は徒歩しかありません。

丘の上までは遊歩道が整備してあるとはいえ、足場が悪い場所もありますのでスニーカーを履いて行く事をお勧めします。

ダイヤは1日に4便(土日は5便)となっていますので、宮崎の南国雰囲気に浸かって時間を忘れてしまわないよう注意が必要ですね!

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